特Aを過去6度受賞(山形県)

米の食味ランキングとは、「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」「総合評価」の6つの項目の食味評価エキスパートが評価したものです。
山形県のコシヒカリは、最上級の特Aを6度受賞したことがあります。

山形県産は、粘り・弾力が違う

山形県産のコシヒカリは強い粘り、そして旨味が特に優れています。
 
日本全国でコシヒカリは栽培されていますが、どちらかというと柔らかめで強い粘りが特徴です。
 
またお米の産地が南下するにしたがい、粘り気が弱まる特徴がありますので、山形県のコシヒカリは「粘り」「弾力」が違います。

 

料理に負けないお米の味

コシヒカリのおいしさの秘密は、でんぷんバランスの良さです。
 
でんぷんの主な成分であるアミロースとアミノペクチンはそれぞれ違った特徴があり、コシヒカリはこの2つのバランスが絶妙とされています。
 
お米自体の味が強いので、焼き肉やハンバーグなどの味が濃い料理や、とんかつやから揚げといった脂っこい料理との相性がいいです。
 
濃い味のおかずにも負けない存在感があり、どんな料理とも相性がよいです。
 
この組み合わせは米、おかず共に味が濃いので、満足度の高い食事が楽しめます。

 

冷めても美味しいからお弁当にもおすすめ

コシヒカリは冷めても硬くなりにくく、旨味と甘味が残ります。
 
そのため、冷めてもおいしいコシヒカリはお弁当やおにぎりに適しています。
 
また、お弁当に時のポイントは、少し柔らかめに炊くことです。
 
そうするとコシヒカリの良い点がより出やすくなり、おいしく食べることができます。