美味しいお米の炊き方
POINT1お米をきちんと計り、素早く洗いましょう
お米をきちんと計ることが大切です。計量カップを使い、正確に計りましょう。
お米は臭いを吸収しやすい性質があります。
お米を洗うコツは素早く洗うことです。
最初は不純物を取り除くのが目的です。
たっぷりの水で数回軽く混ぜるようにして洗い素早く水を捨てましょう。
その後に水を替えて2~3回洗います。最後は洗った水をお米が吸ってしまわないようにキチンと水をきりましょう。
洗米は、お米の表面についているヌカを洗い落とすことが目的です。
水が透明になるまで洗うと美味しい部分まで洗い流してしまいます。
洗いすぎに注意しましょう。
POINT2ごはんの美味しさは水加減にアリ
品種や時期によって適量の水加減は変わります。
炊飯器のメモリはあくまで目安量として考え、水加減を調整しましょう。
もちもちした食感の品種は少なめ、あっさりしたお米は若干多め、新米は古米と比べてお米の中の水分量が多いので若干少なめが良いとされています。
ただし最近の炊飯器は美味しくお米を炊くための機能が豊富です。
色々食べ比べながら好みに合わせて適量を探ってみてください。
お米に充分水を吸わせることで、ふっくらとしたごはんが炊きあがります。
夏なら30分程度、水温の低い冬では2時間程度は浸しましょう。
お急ぎのときは、40~50℃のぬるま湯に15~20分程度浸してみてください。
炊きあがりが変わりますよ。
POINT3炊きあがりの蒸らしのひと手間が大切です
炊飯器に炊きあがったあと、しっかり蒸らすのも、ごはんをお美味しく炊くのに大切なポイントのひとつになります。
蒸らし機能のない炊飯器の場合は、 スイッチが切れた後、そのまま10~15分程おいておきましょう。
炊き上がりのピピッという音を聞くとフタを開けたくなりますがここは我慢です。
ごはん全体の水分量が均一になるように蒸らすことで美味しいごはんが炊き上がります。
蒸らしが不十分だと水っぽい部分くなってしまいます。
蒸らしがおわったら、できるだけ早くごはんをほぐします。
底の方からごはん粒をつぶさないように、大きくふんわり混ぜることで、余分な水蒸気が逃げて、ふっくらとした美味しいごはんになります。
お米の保管方法
昔は、どの家庭にも米びつがありましたが、最近では、米びつを使用する家庭が少ないようです。
お米は保管方法で味が大きく変化してしまう繊細な食材です。
美味しいお米を美味しく食べるためには保管方法にも気を配りましょう。
POINT1購入後はすぐに保管容器に
お米の袋には小さな穴が開いているものが多く、そのまま保管していると湿気や害虫が侵入してきてしまいます。
購入後はすぐに保管容器に移し替えましょう。
POINT2おすすめの保管場所
お米は「高温」、「直射日光」、「においの強いものの近く」、「湿度の高い場所」を避けて保管しましょう。
直射日光の当たらない納戸などの冷暗所にしまっておくのがおすすめですが、納戸がないご家庭では、冷蔵庫の中がおすすめです。
ただしにおいがきついものと一緒に入れることは避けてください。
POINT3米を劣化させる3大要素
高温 日の射す所や冷蔵庫の側を避ける
多湿 キッチン等の水周りの側を避ける
酸化 なるべく空気に触れないようにする
美味しいおにぎりの作り方
お弁当やランチ、夜食に大活躍のおにぎりをもっと美味しくいただきましょう。
POINT1やや硬めの炊きたてごはんで手早く!
おにぎり用のごはんは水をいつもより少し少なくしてやや硬めに炊きましょう。
炊きたて熱々のごはんには保水膜がたっぷりです。この保水膜がある炊きたてのうちに素早くおにぎりを作りましょう。時間がたったときの美味しさが違います。
POINT2塩加減がポイントです
塩はごはんに混ぜるのではなく、おにぎりの表面につけましょう。少ない量でも塩味を強く感じ美味しくいただけます。
POINT3形を整えるだけ!力は入れすぎないように!
力の入れすぎに注意して形が崩れない程度にふんわりと握りましょう。おにぎりの中に空気を含ませるのが美味しいおにぎりをつくるコツです。
ごはんのお供
おすすめ1納豆
日本人ならコレ!白いご飯と納豆の組み合わせは誰もが知るベストパートナー。
白いご飯と納豆の組み合わせで、アミノ酸のバランスがとてもよく、栄養化もバッチリ!
おすすめ2キムチ
お米とキムチはお箸が止まらなくなります。
キムチの乳酸菌+お米の水溶性食物繊維の組み合わせはお腹によい事ばっかりです。
お米の食物繊維は、白米よりも7分づき→5分づき→玄米の方がたくさん摂ることができます。
おすすめ3塩辛
日本に古くから伝わる保存食。意外と知られていないのがコーラゲンが摂れること。
発酵しているためコラーゲンが吸収しやすくなっていると言われます。