やまがた有機農業の匠

 
石川農場は山形県知事より「やまがた有機農業の匠」として認められた、約20年近く農薬・化学肥料、除草剤を使わない有機農業にこだわっている農家さんです。
 
先祖代々より100年以上の歴史がある農家の家系で、石川さんは11代目になります。
 
長年にわたり農薬を使わない田んぼは「生き物の楽園」です。
 
オタマジャクシ、かえる、やご、とんぼ、タニシ、イトミミズ、ドジョウなど今ではあまり見られなくなった生き物がよい土壌を作る名人として沢山生息しています。
 
沢山の生き物たちと作る「自然回帰」ともいえるこの共存共栄の自然に近い農法は、また庄内の季節の移り変わりと合わせ見るものに美しい光景と生命の息吹を感じさせます。

 

「有機農業の匠」がつくる無農薬・無化学肥料のお米「匠のお米」

 
生き物ゆたかな田んぼで育った無農薬・無化学肥料のお米を愛情こめて「匠のお米」と命名し栽培しています。
 
栽培期間中、農薬・化学肥料は一切行わず、薬を使わないからこそ、安心・安全を心掛けた、本物のお米を栽培することができます。
 
除草剤も使わないため、一つの田んぼに何度も何度も除草のために田んぼに入ります。
 
手間暇のかかることも多いですが、手間をかけた分、秋には黄金の稲となってお美味しいお米となります。
 
良食味米コンクールにおいても最優秀賞を受賞している農家です。(酒田地域ベストライス生産対策推進協議会主催)

 

有機肥料、自然由来の活力剤を使用

 
化学肥料を使わない代わりに魚介エキス、米ぬかなどを独自ブレンドした自然由来の有機肥料を活力剤として散布しています。
 
この独自ブレンドした有機肥料は土壌の乾燥を防ぐとともに保湿力を上げ、バランスのとれた土壌作りに効果を発揮しています。
 
しっかりと根を張る、生命力豊かな稲は、雑草に負けない強い稲になります。

 

水が違う。名峰「鳥海山」 開運出世の滝の水

 
日本百名山にも名を連ねる庄内平野の北部に位置する「鳥海山」とその周辺一帯は日本ジオパークに認定された自然の宝庫です。
 
「鳥海山」の雪解け水・伏流水が流れる「不動の滝」は、別名「開運出世の滝」と呼ばれ、開運出世の御利益がある縁起が良い滝で知られています。
 
この田んぼに注がれる不動の滝の低温水が美味しいお米作りに役立っています。

 

種を選ぶ。明治期の手法 「塩水選」

 
中身が詰まった良い種籾(たねもみ)を選ぶための手法として明治期に開発されたのが「塩水選(えんすいせん)」という方法です。
 
塩水にいれて浮いたものを取り除き、沈んだものを種子を採用します。
 
種籾の中は、主に胚乳になりますがこの胚乳が芽を出すために必要な栄養源となります。
 
ぎっしりと栄養が詰まった種籾を選ぶことで発芽しやすく、根に活力があり生育が優れた苗を育てることができます。

 

LLサイズ以上の大粒のみ。精米したてをお届け。

 
玄米ひと粒づつ1.9mm以上の大粒LLサイズのみ自ら厳選して精米・梱包します。
 
そのため炊上がりのムラが少なく、食感が良いのが特徴です。
 
お米は精米を機に酸化がはじまり、味は徐々に落ちていってしまいます。
 
当店では、よりおいしい状態でお召し上がりいただきたいとの想いから「発送する直前に精米」しています。