江戸時代より代々続く農家

さとう農園は、江戸時代より100年以上の長きの間、代々続く農家としてお米と向き合ってきました。
日本海に面した東北地方の山形県と秋田県の県境に位置しています。
出羽富士と呼ばれる鳥海山の清冽な雪解け水が流れ込む肥沃な大地に日本海からのそよ風が涼しさを運んでくるお米にとって楽園のような環境で育ったお米「庄内米」です。
長年の歴史と愛情で培われた安心・安全な美味しい「特別栽培米」です。

 

できるだけ農薬・除草剤を使わないお米「特別栽培米」

 
特別栽培米とは、慣行栽培と比べて栽培期間中【農薬6割減、化学肥料5割減】で作られた安心安全を心掛けたお米です。
 
お米は毎日食べるもの。
 
だからこそ、安全・安心で美味しいお米をお届けしたいと思っています。
 

 

良質な有機質肥料で土作り

こだわりの有機肥料を使用し、化学肥料を通常の5割以上減らした化学肥料に依存しないお米作りを40年以上にわたり続けています。
 
この自然に近い土壌づくりにより、稲の生育により良い環境をつくり出しています。

 

日本百名山 名峰「鳥海山」の恵み

 
さとう農園は日本百名山にも名を連ねる鳥海山の麓に位置しています。
 
鳥海山とその周辺一帯は日本ジオパークにも認定され自然の宝庫ともいえます。
 
さとう農園の水田には、鳥海山のミネラルを豊富に含んだ伏流水や雪解け水が注がれます。
 
春には残雪で真っ白に輝く鳥海山を背景に桜並木が立ち並び、秋にはサケが遡上し、冬には白鳥が姿を見せる自然美に富んだ場所でお米は作られています。
 
辺り一面、黄金色に輝く稲穂に覆われる収穫時の景色は圧巻です。

 

佐藤さんが栽培から精米まで一貫管理

 
苗の栽培から、土作り、苗作り、収穫、精米まで、一貫して佐藤さん一家が管理しています。
 
一から自分たちの目で見て育てるからこそ、自信のあるお米を出荷することができます。

お米ができるまで

苗づくり

お米づくりは春から始まります。まずは苗づくりを行います。 選り分けた種籾(たねもみ)を水に浸して発芽しやすい状態にします。その上から薄く土をかぶせてビニールハウスの中に並べて日に当てて温めて芽が出るのを待ちます。

田起こし

トラクターを使って田んぼを耕す作業です。土を掘り起こして細かくして肥料を撒きます。稲がすくすくと育つのに欠かせない重要な作業です。

代掻き

田んぼに水を張って土をかき混ぜてから平らにします。水は用水路から引いてきます。

田植え

水を張った田んぼにお米の苗を植えていきます。田植機を使いますが田んぼの隅の方は手で植えることもあるようです。 田植の時期が農家にとって1年で最も忙しい時期になります。 また田植えは農作業の中でも重要とされている作業で、田植えにちなんだ伝統行事が各地で見られます。

草取り

夏の間に稲はすくすくと育っていきます。生長を促進するよう肥料をやったり草を取り除いたりしながら大事に育てます。天候や気温によってお米のできが大きく違ってきます。

稲刈り

秋になって田んぼが一面黄色く色づくといよいよ収穫です。コンバインを使って刈り取っていきます。穂先の籾(もみ)だけを取って乾燥させて貯蔵します。

籾摺り

籾から籾殻を取り除いて玄米にする作業です。その時に出荷する分だけ籾摺りを行います。

 

鮮度最高の精米したてをお届け

 
「精米」はお米のおいしさを決める大きなポイントです。
 
お米は精米直後から米表面の脂質の酸化がはじまり、味は徐々に落ちていってしまいます。
 
当店ではよりおいしい状態でお召し上がりいただくために、「発送直前精米」にこだわっています。
 
また、全銘柄、5分づき米、7分づき米が可能です。

 

人と地球にやさしい農業

日頃より人と地球にやさしい農業の実現に取り組んでいます。
 
その取り組みが評価され山形県より「エコファーマー認証農家」に認定されています。
 
<エコファーマー認証農家とは>
たい肥等による土づくりと化学肥料・化学合成農薬の低減を行う農業計画について、山形県知事の認定を受けた農業者です。
 
人はもちろん地球にやさしい農家として、「持続性の高い農業」として認定を受けています。